香箱ガニとは?

香箱ガニとは?|ズワイガニのメスのこと

「香箱ガニ」とは、メスのズワイガニのことで、主に山陰・北陸地方で漁獲されるものが有名です。地域によっては「セコガニ(セイコガニ)」「コッペガニ」とも呼ばれています。香箱ガニは甲羅が10cmほど、150g-200gと小ぶりながら濃厚な味わいが凝縮されており、当店でも人気の高い食材の一つです。当店では市場に流通する一番手(最も上等のもの)を活きたまま仕入れております。

香箱ガニの漁期は短い?

海洋資源保護のため香箱ガニの漁期は短く、日本海の上等な物が市場に出回るのは11月初旬から年末までとなっております。限られた時期にしか味わえないことから「冬の味覚の女王」として親しまれています。

内子と外子、食通を唸らせる美味|オスのズワイガニとの違い

香箱ガニは旨味が凝縮された身はもちろんのこと、最大の特徴は「内子」と「外子」と呼ばれる卵です。未成熟の卵(内子)と、成熟した卵(外子)のことで、内子は胴にぎっしり詰まっており、外子は足のの内側に抱えています。一方で「松葉ガニ」・「越前ガニ」・「間人ガニ」などのブランド蟹で知られるオスのズワイガニは、たっぷり詰まった身でしっかりとした食感と甘味が特徴です。特に脚の身が太く、ボリューム感があります。

職人の技が光る香箱ガニの仕込み

当店では2-3人の板前で一度に24杯の香箱ガニを仕込みます。新鮮な香箱ガニを茹でたあとに、殻から取り出し、身・外子・内子に分けたあと、甲羅に盛り込みを行います。 2-3人の板前で仕込みを行っても40-50分ほどの時間を要し、綺麗に仕込むのは簡単ではありません。

店舗ご予約に関して

当店では豊洲市場の一番手(最も上等な、身づまり、卵を多く抱えている品)を、活きたまま仕入れております。カニの水揚げのある場所(ご当地)まで行かなくても、旬の味を召し上がれます。

期間中なるべく品切れにならぬように用意しますが、事前のご予約をおすすめしております。

お電話でのご予約:048-832-0200
フォームから問い合わせ:お問合せフォーム
ご予約サイトから予約:オンライン予約(TORETAページへ遷移します)

*9名様以上のご予約はお電話、もしくはお問合せフォームにてお願いしております。

テイクアウトの
事前注文も承ります。

百貨店などでの流通量も非常に少なくご家庭では味わえない、職人が仕上げた美味しさをご自宅でもご堪能いただけます。
こちらのオンラインストアよりテイクアウトの事前注文を承っております。
― 前日の17時まで: 翌日の引き取り時間を選択可能
― 前日の17時以降: 翌々日の引き取り時間を選択可能

お急ぎの場合は店舗までお電話ください。仕入れ状況によってご用意が可能な場合がございます。
電話番号 048-832-0200

この読み物を書いた人

魚菜 基  料理長

松岡 雄太

1985年生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。3児の父。15歳の時に地元の鮨屋でアルバイトを始めたことから和食に惹かれ、日本料理の世界へ入り鮨・割烹・懐石の修行を積む。リッツカールトンシンガポールの老舗「白石」などを経て、令和元年に魚菜 基の店主となる。2022年5月より、【浦和 惜景(せっけい)】の料理長も兼任。コロナ自粛期間中にソムリエ資格を取得したほどのワイン好き。

魚菜 基のご紹介

店舗

さいたま市・浦和駅にある和食・割烹店の魚菜 基では、「和」の本来の楽しみ方を追求し、四季折々の新鮮な旬の味覚をつかった懐石料理をお楽しみいただけます。市場に足を運び仕入れた季節の素材を、もっともふさわしい調理方法で。滋味深く、身も心も温まる贅沢な味わいの逸品を、大切な人や仲間とゆっくりと語らいながらしみじみと味わう、そんな思い出に残る特別なひと時をご提供致します。

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