蟹のしゃぶしゃぶの作り方|蟹を使った料理

はじめに

当店の冬の人気*メニューの一つ、蟹のしゃぶしゃぶを作りました。*事前の御予約をお願いしております。

毛蟹の話

蟹の王様とも呼ばれるタラバ蟹やブランドの多いズワイ蟹、この2種類の蟹に比べると地味なイメージの毛蟹ですが、旨味が凝縮されていて味噌が濃厚なため、毛蟹が最も好きという方も多いのではないでしょうか。蟹の種類に限らず、しゃぶしゃぶで蟹を食べるには生きた状態の新鮮なものでないといけません。

材料

  • 毛蟹
  • ★純米酒

下ごしらえ

しゃぶしゃぶ用の足の部分から取り除いていきます。

その後、ハサミ部分を残して捌いていきます。

氷水につけると体積が増えて身が開き美味しそうに見え、刺身でも食感が良くなります。

身が開いたらキッチンペーパーで水を拭き取ります。

胴体部分はボイル

胴体部分は生では食べず、ボイルします。

洗った甲羅にほぐし身を盛り付けます。

ボイルした際のゆで汁はしゃぶしゃぶ用の出汁として使用します。

ミソを使う

ミソは生の状態で別皿に取り分けておきます。

蒸し蟹の調味料にするために純米酒を加えて煮詰めていきます。甲羅焼きのベースなどにしても良いでしょう。


毛蟹のしゃぶしゃぶ
作り方のポイントまとめ

01.毛蟹は生きた状態のモノで

02.足部分は氷水で身を開かせる

03.ミソは純米酒で煮詰める

毛蟹のしゃぶしゃぶ、完成

この読み物を書いた人

魚菜 基  料理長

松岡 雄太

1985年生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。3児の父。15歳の時に地元の鮨屋でアルバイトを始めたことから和食に惹かれ、日本料理の世界へ入り鮨・割烹・懐石の修行を積む。リッツカールトンシンガポールの老舗「白石」などを経て、令和元年に魚菜 基の店主となる。2022年5月より、【浦和 惜景(せっけい)】の料理長も兼任。コロナ自粛期間中にソムリエ資格を取得したほどのワイン好き。

魚菜 基のご紹介

店舗

さいたま市・浦和駅にある和食・割烹店の魚菜 基では、「和」の本来の楽しみ方を追求し、四季折々の新鮮な旬の味覚をつかった懐石料理をお楽しみいただけます。市場に足を運び仕入れた季節の素材を、もっともふさわしい調理方法で。滋味深く、身も心も温まる贅沢な味わいの逸品を、大切な人や仲間とゆっくりと語らいながらしみじみと味わう、そんな思い出に残る特別なひと時をご提供致します。

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